

長年にわたって築き上げた企業の信頼と実績。それは膨大な技術と知識の上に成り立っています。たとえば「2007年問題 ※1」。日本の発展を支えてきた団塊世代が次々に退職し、熟練者の技術継承に赤信号が灯っています。担当者が何も残さず退職した。仮に残してもその場所や使い方を誰も知らなかった。技術継承ができていない、それは企業にとって計り知れない損失です。
また、機械の故障や劣化を予防する設備保全の不行き届きも大きな社会問題の一つ。重要なのは、設備保全担当者間での設備情報やマニュアル、過去の写真履歴などをしっかり情報共有することです。これらに何ら対策を施していないとすれば、保全リスクが増大しこの先、企業の根幹を揺るがす大問題となる恐れがあります。

製造業にとってまさに生命線といえるノウハウ。それはさまざまな種類のデータに姿を変え、仕様書、手順書、操作マニュアルといったファイルとして蓄積されています。でも、面倒だから、難しいからといって系統立てた情報管理をしなければ、いつしかファイルの山に埋もれ忘れ去られることになるでしょう。それを防ぐにはできるだけ簡単な方法でファイルを関連付けて管理すること。『AIvi-Magic』なら画像をクリックするだけで関連ファイルにアクセス、ファイル名が分からないからといって探し回る必要もありません。直感的なインターフェイスで難しい知識も、複雑な操作も一切不要で、貴社の技術継承や設備保全に大きく貢献します。

『AIvi-Magic』は散在する各種ファイルをビジュアル化で関連付けます。メインパネル上の該当するエリアに関連付けたい情報を登録。それらを「画像を見ること」で検索し、ファイルを開くことなく内容とその関連性を直感的に判断できます。ファイル名が分からなくても、作成者や名称のつけ方など条件が異なるファイルでもストレスなく探し出し、情報共有が可能です。

『AIvi-Magic』は情報の関連性をビジュアル化すると共に階層化します。画面内の関連性があるエリアをクリックするだけで、整備マニュアルや操作マニュアルといった書類も一目で抽出。例えば「生産ライン→設備→関連機器」というように、流れに沿った情報管理が求められる製造業の現場に最適なので、いつでも、誰でも求める情報を簡単に取り出すことができます。なお、頻繁に使う情報は、ブックマーク機能や検索機能により、階層に係わらず瞬時にアクセスすることもできます。

広大な生産ラインを有するA社。ライン上に配置された設備ひとつひとつに、操作方法、加工方法など熟練工の経験とノウハウが蓄積されています。しかしその管理については担当者任せ。残念なことに技術やノウハウの継承は必ずしも順調とはいえませんでした。そこで『AIvi-Magic』を導入。設備とラインに関する様々な情報をビジュアル化により関連付け、新人でもスピーディかつスムーズに必要な情報を取り出せるようになりました。A社で懸念されていた熟練工の技術継承において、『AIvi-Magic』が大きな役割を果たしています。

修理・保守業務をメンテナンス会社へ委託するB社。設備保全において「製品情報を委託先と共有できない」という大きな問題を抱えていました。その解決をお手伝いしたのが『AIvi-Magic』です。製品情報を部品単位で階層化し画像と関連付けることで、修理・保守の際に必要となる資料・マニュアルの情報共有が飛躍的に容易に。さらにメンテナンス会社とのやり取りも正確に行われるようになり、業務効率は向上、顧客満足度もアップしました。委託先との風通しが、『AIvi-Magic』の活用で一気に良くなります。
- ※1:2007年問題
- 「団塊の世代」、つまり第二次大戦後のベビーブーム(1947年~1951年頃)に生まれた世代が2007年以降に60歳を迎え定年退職します。その数は、約300万人といわれており、この世代の労働者が一定期間に大量にリタイアすることで、深刻な労働力不足に陥ることが予想されています。ベテラン労働者の大量リタイアは、これまで培われてきた高度な技術、ノウハウの継承を途絶えさせる危険があります。欧米企業と比較して、組織内で属人的な働き方をする日本企業では特に危機的な状況といえるでしょう。
また、ニート、少子化といった労働市場における問題とも連動し、日本企業に多大な影響を与えることが予想され、各企業の国際競争力の低下が危惧されています。